皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、夫の不貞を呪っているオッターヴィアに、
皇帝のお抱え哲学者セネカがやってまおります。
このセネカも実在の人物で、オペラで名前が変わっていない人物です。
私は世界史は暗いですが、
ネロが皇帝時代にセネカが存命の5年間は、
善政をしていたようです。
つまり、摂政ですね、
それも、名摂政です。
で、そのセネカがオッターヴィアの部屋にやってきます。
で、オッターヴィアを励まし、
自分が皇帝ネローネを説得すると伝えます。
この辺が良心の人ですね。
場面が変わります。
セネカは実行の人です。
と言いますか、
皇帝に諫言できる人はセネカぐらいです。
で、皇帝に浮気はやめろと。
しかし、ネローネはオッターヴィアと離婚して
浮気相手と一緒になると。
セネカは必死に諫言しますが、
とうとうネローネはセネカに
「俺を怒らせたな。」
と口汚く罵ります。
これは、
つまり、
セネカに死刑宣言をしたみたいなもんです。
もう、ネローネは完全に浮気相手にメロメロです。
この浮気相手は魔性の女ですね。
しかし、これは現在の日本でも同じようなことがあります。
たまに、酔っ払ったおっさんが、
「俺の人生を狂わす女に会いてーなー。」
とクダ巻いてます。
あれと同じです。
ただ、不幸なのはネローネは皇帝です。
続きます。