甘霧庵

クラウディオ・モンテヴェルディ ポッペアの戴冠 Ⅺ 第2幕 第1・2場

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、皇帝ネローネの指南役であったセネカの元に二人の使者が送られます。

一人目はオリンポスの神様からです。

オリンポスの神ということは、

ギリシア神話の神様です。

キリスト教の神様ではありません。

1600年頃、

ヨーロッパでは、ギリシアの神様とキリスト教の神様が混在していた時代です。

例えば、

ルーベンスは、ギリシアの3人の女神を描いた「三美神」と「キリストの埋葬」をほぼ同時期に制作しています。

三美神

キリストの埋葬

しかも、「ポッペアの戴冠」は、

1世紀の史実を元に作られています。

よって、ギリシアの神様が登場してもおかしくありません。

で、使者はセネカにまもなく死ぬと伝えます。

しかし、セネカの立派な行に報いて天上界では、永遠の命が約束されているとも伝えます。

セネカは喜び、感謝を伝えます。

次に、二人目の使者が現れます。

こちらは皇帝ネローネの使者で、

自死しろとの命令を伝えます。

使者はセネカのことをよく知っていますし、

この使いが不条理であることもわかっています。

なので、セネカに許しを乞います。

しかし、セネカには使者が何を伝えにきたのかはわかっています。

使者には何も話させません。

もう、わかっていると。

皇帝にはセネカは死に埋葬されたと。

次回に続きます。

 

 

 


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