皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、今で言う「陰キャ」である中2の私と「陽キャ」である一個年上の女子の地獄のツーショットは、
無事、募金活動をする「大和二見駅」に到着しました。
今はちょっと綺麗になっていますが、
当時は古い木造のドアもちょっとコツがいるような駅舎でした。
今に比べて当時は電車を利用する方は多くいらっしゃいましたが、
もうすでに無人駅でした。
それぐらい利用される方の少ない駅です。
ですから、電車が来る時以外は誰も人は来ません。
しかも、そんな駅ですから電車は1時間に一本あるかないかです。
ですから、募金を待っていても虚しいだけです。
そこで、二人で待合室のベンチでサボることにしました。
もちろん、陽気な彼女の提案です。
私に拒否権はありません。
もう、最悪です。
誰かお客さんが来てくれれば募金活動ができますが、
人が来なくなると陽キャが本領を発揮します。
もう、その度に防戦一方です。
しかも、人が来ない時間が1時間も続くと
防戦もできなくなってきます。
しかも、相手は無限のパワーを持っています。
ほとんど彼女が一方的に喋っているだけです。
私はほとんど聞いておりませんでした。
でも、私が聞いていないと彼女が気付くと
「ね、聞いてんの」攻撃に遭います。
恐怖の時間はまだまだ始まったばかりです。