甘霧庵

我が故郷 五条市 その37 最強の敵はいよいよ本領を発揮し始めます。私は無事生還できるのでしょうか。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、今で言う「陰キャ」である中2の私と「陽キャ」である一個年上の女子の地獄のツーショットは、

無事、募金活動をする「大和二見駅」に到着しました。

今はちょっと綺麗になっていますが、

当時は古い木造のドアもちょっとコツがいるような駅舎でした。

今に比べて当時は電車を利用する方は多くいらっしゃいましたが、

もうすでに無人駅でした。

それぐらい利用される方の少ない駅です。

ですから、電車が来る時以外は誰も人は来ません。

しかも、そんな駅ですから電車は1時間に一本あるかないかです。

ですから、募金を待っていても虚しいだけです。

そこで、二人で待合室のベンチでサボることにしました。

もちろん、陽気な彼女の提案です。

私に拒否権はありません。

もう、最悪です。

誰かお客さんが来てくれれば募金活動ができますが、

人が来なくなると陽キャが本領を発揮します。

もう、その度に防戦一方です。

しかも、人が来ない時間が1時間も続くと

防戦もできなくなってきます。

しかも、相手は無限のパワーを持っています。

ほとんど彼女が一方的に喋っているだけです。

私はほとんど聞いておりませんでした。

でも、私が聞いていないと彼女が気付くと

「ね、聞いてんの」攻撃に遭います。

恐怖の時間はまだまだ始まったばかりです。

 


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