甘霧庵

我が故郷 五条市 その38 ある瞬間に苦手なものが180度ひっくり返ることもあります。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、私のような陰キャにとって陽キャでしかも年上で女子は一番苦手です。

どれくらい苦手かと言いますと。

日本史くらい苦手です。

しかも、ツーショットです。

この彼女のマシンガントークに防戦一方の私でした。

でも、ある程度時間がたった時、彼女の言った一言が35年経った今でも鮮明に覚えています。

その雰囲気とか気温とか空気感とか完全に覚えています。

ひょっとしたらある程度美化しているかもしれません。

ただ、私ははっきり覚えています。

「ねぇ、あなたっていいね。私の話ちゃんと聞いてくれるね。」

生まれて初めて女子に褒められた瞬間です。

この瞬間、彼女が一気に素敵に見えました。

と言いますか、

それまで、ちゃんと彼女の顔をみていなかったのですが、

兎にも角にも

私は生まれて初めて異性を意識した瞬間でした。

好きになったのでしょう。

初恋です。

この恐怖の陽キャに初恋です。

あんなに苦手としていた陽キャに初恋です。

そこを境に彼女の話が楽しくなりました。

なかなか面白い話をする彼女です。

実りある時間が過ごしました。

ただ、募金の方は全くだめです。

だって、人が来ないのです。

この大問題も彼女の提案で解決しました。

続きます。


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