甘霧庵

我が故郷 五条市 その43 マシンガントークには立ち向かわなければなりません。親子銃です。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、内気で非社交的な中学2年生の少年は生まれて初めて女子の家に昼食に招待されました。

それも急にです。

拒否することはできるでしょうか。

できる方もいらっしゃるでしょうが、

しかも、間の悪いことについさっき片思いに落ちた相手にです。

彼女に嫌われたくなかったので、

特に嫌われたくなかったので、

彼女のお母さんにも嫌われたくなかったので、

彼女の家に行く道すがら頭の中で必死にお作法を反復しました。

そして、彼女の家に到着しました。

「お邪魔します。」

お母さん登場です。

で、このお母さん

彼女にそっくりです。

しかも、

彼女にも増してマシンガントークの持ち主でした。

もう、何を言っているのかわかりません。

娘マシンガンは、まだ返事をする隙を与えてくれました。

しかし、母マシンガンは、返事すらできません。

昔、ロシア革命の映画でこんなシーンを見たことがあります。

皇帝側の兵士100人ほどが雪原の中を旧式のライフルを持って反乱軍側のマシンガンに歌を歌いながら向かっていくのです。

バッタバッタやられていきますが、

旧式のライフルの射程圏に入った瞬間に

一気に総攻撃をして、

マシンガンを蹴散らしました。

私も立ち向かっていきます。

続く。

 


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