甘霧庵

ハインリヒ・シュッツ その8 「マタイ受難曲」 1、序唱 2、ベタニアの香油

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、今回から数回にわたってシュッツの名作「マタイ受難曲」の内容をご紹介してまいります。

ちょっと聖書の解説っぽくなりますが。

まず、非常に短い「序唱」が歌われます。

内容は、「マタイ(人名)が間違いなく以下の内容をお伝えします。」と言ったところです。

そして、実質の第1曲目が始まります。

曲名は「ベタニアの香油」です。

ベタニアとは地名のことで、

エルサレム近郊のベッドタウン的な村です。

そこに、そこにシモンという方がいらっしゃいました。

イエス様は死刑の2日前シモンさんの家にお呼ばれして

12人の弟子とシモンさんと食事をしていらっしゃいました。

そこに、ある女性が石膏のツボを持ってやってきます。

このツボには非常に効果な香油が入っております。

この女性はこのツボを割って、イエス様に香油をかけてしまいました。

上の画像の右下に描かれております。

この香油が300デナリと書かれております。

1でなりが一般人の1日分の給料ですので、

300デナリは約年収です。

平均年収が450万くらいですので、

この女性の全財産だったのでしょう。

それを惜しげもなくイエス様に注いだ訳です。

なぜ、そんなことをしたのでしょう。

おかしいでしょう。

しかし、これには大きな意味があります。

それは次回です。

【画像】

Frans Francken the Younger, Public domain, via Wikimedia Commons

 

 

 


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