皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、淡い恋心が尊敬になり始めた頃、
彼女の母上様がサンドイッチとアイスコーヒーを持ってきました。
その時、私の理解を超えることが起こりました。
と言いますか、
この日はずっと私の常識や理解を超えたことばかりが起きました。
で、今回起きた理解不能は、
彼女が急に立ち上がり、
「私、向かい合わせだと、ご飯食べられない。」
と言って、
私の隣に座りました。
喫茶店によくある4人掛けのテーブル。
普通は、向かい合わせに座るもんだと思っておりました。
それが、当たり前で、
一番落ち着くもんだとも。
しかし、彼女の場合は違います。
通路側に座っていた私を窓側に押しやり、
自分は私のすぐ隣に。
何が起きているのかよくわからないまま
窓側に、
そして、二人並んでのランチタイムです。
この日の私の彼女への想いは、
初めは恐怖でした。
次第に愛着に変わり
淡い恋心に発展し、
一旦、
話題の尽きない事への尊敬に変わり
そして、
今、
再び恐怖のどん底に突き落とされました。
なぜ、
この人は、
わざわざ、
不愉快な席に座るのだろうか、
わからん、
一生、
わからん。
もう、隣を見る勇気さえありません。
しかし、その間も彼女のマシンガントークは火を吹きっぱなしです。
続く。