甘霧庵

我が故郷 五条市 その47 私の心の声は訴えております。もちろん聞いてはくれません。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、超大型サンドイッチを食べた後、

そこそこ大盛りのカレーライスを食べる羽目になりました。

それでも、中学2年生の胃袋は大車輪でがんばってくれ、

なんとかかんとかカレーライスも平らげました。

私の最大の希望はとにかくこの場から離れ、

うちに無事帰還することだけです。

私の隣に座ってマシンガントークをしている彼女は好きですが、

今は、帰ることこそが最優先事項です。

しかし、試練は続きます。

そこに強烈なママさんマシンガンと娘マシンガンが飛んできます。

その会話は35年たった今でも覚えております。

ママ「あなた、いい食べっぷりね。」

娘「ほんと、2つとも食べたの初めてじゃない」

私の心の声「初めてって私の先に犠牲者がいたのか・・・。」

ママ「私、たくさん食べる人大好きよ。」

娘「私も好きよ。」

私の心の声「この好きに他意はないよね。」

ママ「あら、あんた珍しいじゃない。今までの子はそんなに好きじゃなかったの」

私の心の声「先人の犠牲者のことか、気の毒に。」

娘「だって、私たち付き合ってるもん。」

私の心の声「今なんか聞こえたけど、何て言ったのかな」

ママ「あら、そうなの。そんな気がしたわ。今までの子とはちょっと違うもん。よくあなたの話を聞いてるわ。」

私の心の声「私は聞いてるわけじゃないです。勝手に喋ってるだけです。」

続く。

 

 

 

 


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