皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、アウグストゥスブルク城についてもう少し詳しく。
アウグストゥスブルク城は、1723年に選帝候兼ケルン大司教の座に就いた、
ヴィッテルスバッハ家のクレメンス・アウグスト・フォン・バイエルンが夏を過ごすために建てた離宮です。
まず、1725年に建築家ヨハン・コンラート・シュラウンがブリュールにもともとあった古いお城を再建する形で質素な宮殿を作り上げましたが、
1727年に兄の選帝候カール・アルブレヒトが「もっと新しく、身分相応なものを」と横槍を入れます。
そこで、アルブレヒト候のお気に入り建築家フランソワ・ド・キュヴィイエが再築します。
この建築家は当時最先端のロココ様式の天才で、
しかも、資金が潤沢にあるとなれば際限無くあり、
さらに、注文主は一切口出ししない。
となると大傑作が誕生するのもうなずけます。
写真をご覧いただくとおわかりだと思いますが、
外装はそんなに派手派手しい感じはありません。
これは、いつぞやご紹介した「ヴィースの巡礼教会」もそうですが、
当時、外装は質素にして、内装に本気を出す。
こんなスタイルが流行っていたみたいです。
ですから、お城に一方入ると、
それはそれは華やかな階段室があります。
マンションで言うと、エントランスです。
訪れたお客を驚かすためだけに設計されたのです。
しかも、この階段室だけ別の設計士に外注しております。
残念ながら、館内撮影禁止です。
公式サイトのリンクを貼っておきます。
御覧ください。