甘霧庵

我が故郷 五条市 その50 中学2年生 悩み多きオタク男子です。 今もさほど変わらないですけど。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、彼女の衝撃の告白に対し、

安易に「はい」と言ってしまった中2のオタクな私。

家に帰って、机に向かって

その日の出来事を振り返りました。

幸い、この出来事が起こったのは今から38年前です。

スマホのない、黒いダイヤル式の電話の時代です。

家の電話番号を教えるほど私も愚かではありません。

つまり、私から彼女の家に電話しない限り、

安全だということです。

誤解されないでください。

彼女が嫌いではないのです。

むしろ、初恋でした。

しかし、恋愛どころか

女子と話した事もないのです。

どうしていいのかわからない。

とにかく、とんでもないことになってしまった。

明日、学校に行くのがちょっと怖い。

どう振る舞えばいいのか?

友達はほとんどいませんでした。

だから、からかわれることはないでしょう。

でも、不良に目をつけられるんじゃないだろうか、

不良に目をつけられたら、

もう、私の中学人生は終わりだ。

もう、学校帰りに図書室で

「世界の地理大図鑑」と見ることも、

「世界の航空機大解説」を読むことも、

「世界の毒のある生物大集合」をめでることも出来なくなるのでしょうか。

そうなると、何を楽しみに今後の人生を過ごせばいいのか、

あの日の夜は本気で悩みました。

そして、月曜日の朝です。

 


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