皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、よく喋る彼女を初めて家まで送ることになりました。
当然、強烈なマシンガンは火を吹き続けております。
ただ、マシンガンが火を吹き続けている間は安全です。
それは、彼女の神経がこっちに向いているからです。
しかし、時折このマシンガンが止まる時があります。
それは彼女の友達に会った時です。
この瞬間、彼女のマシンガンは彼女の友達にむき始めますが、
彼女の友達の興味の先は私に向けられます。
彼女の友達の話を盗み聞きして結果。
彼女には彼氏みたいなのは今までいなかったこと。
彼氏どころか男子を寄せ付けなかったこと。
その原因が彼女のマシンガントークを嫌がるということ。
そして、私はそのマシンガントークを聞くことは
苦しくはありますが、
耐えられないほど耐えられないほどのことでも無いこと。
と言ってました。
よくわかっております。
確かに苦痛ではありますが、耐えられないわけではありません。
と言いますか、
この頃になるとこのマシンガントークが心地よくなってきました。
しかし、そんなことはどうでもいいのです。
地味に人目に付かずに生きて来たのに、
彼女のマシンガンが止まるたびに人目にさらされます。
この恥辱に耐えなければなりません。
続く。