甘霧庵

我が故郷 五条市 その57 必殺技が決まった。 さぁどうしますか? どうしようもないでしょう?

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、もし大好きな彼女がものすごくおしゃべりが大好きだったらどうしますか?

中学2年生の私は内気で、人見知りで、今風に言うと陰キャとかコミュ障とか言われていたでしょう。

と言いますか、

この二つを十重二十重に纏った感じでしょう。

どちらかというと、

家で引きこもって図鑑を見たり、本を読んだりするのが大好きな少年でした。

そんな私はとにかく、大おしゃべりの彼女にはいい加減辟易として参りました。

と言って、

「もう、これっきりにしてくれ。」

なんて口が裂けても言えません。

と言いますか、

言う隙を与えてはくれません。

そんな彼女と二日連続で彼女の実家の喫茶店でタイマントークを繰り広げることにしました。

ま、彼女の一方的にしゃべって、私がそれに苦笑いしながら相槌を打つ。

そんな状況です。

しかし、私はものすごくいい事を思いつきました。

我ながら天才の思いつきだと思いました。

その時は。

彼女の一方的なトークの隙間を狙って、必殺技を放ちました。

「ねぇ、受験だよね。勉強しなくても大丈夫?」

そうです。

私は中2でも、

彼女は中3で受験生です。

受験生が9月に勉強しないってありえません。

彼女も勉強しなきゃならないはずです。

さぁ、どうでるかな?


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