皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、「バイロイト辺境伯歌劇場」の外観は当時としてはちょっと時代遅れのバロック様式です。
バロック様式は保守的な様式だった「ルネサンス」の反動でちょっと華美な様式です。
もう少し具体的には、ルネサンスが綺麗な円だとしてらバロックは楕円といった感じです。
始まりは1500年代後半のイタリアで起こりました。
その後、フランスを経由してドイツに伝わります。
この頃、もうすでにドイツでもロココ様式の建物がちょこちょこ建て始めておりました。
ロココ様式は内装にこだわってはおりますが、外観は意外と簡素になっています。
例えば、前にもご紹介しました「ヴィースの巡礼教会」の外観と内装です。


外観はおとなしいですが、内装はかなり凝っております。
それに対して、今回ご紹介する「バイロイト辺境伯歌劇場」は

このように外観の装飾もちょっと凝り始めました。
これは当然建築技術が芸術に追いついたということでしょうか。
芸術としては複雑に華美にしたいところではありますが、
建築技術が未熟であればそれも実現できません。
それが、少しずつ建築技術が追いついてきたのでしょう。
しかも、歌劇場としても優秀だそうで、
ここでオペラを聴いた人の話によると建物としてはそんなに大きくはありませんが、
音響はびっくりするぐらい素晴らしく、
オペラを上演するために作られたというのが良くわかるとのことでした。
そして、この歌劇場を参考にした人がいます。
誰でしょう。
続く。
画像
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Wieskirche1.JPG#/media/ファイル:Wieskirche1.JPG
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Wieskirche_rococo_interior.jpg#/media/ファイル:Wieskirche_rococo_interior.jpg
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Gustav_Bauernfeind_Markgr%C3%A4fliches_Opernhaus_Bayreuth_1879.jpg#/media/Datei:Gustav_Bauernfeind_Markgräfliches_Opernhaus_Bayreuth_1879.jpg
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Opernhaus_bayreuth.jpg#/media/Datei:Opernhaus_bayreuth.jpg
アイキャッチはオペラハウスの後部Von Chianti – Eigenes Werk, FAL, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=80856934