皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、イエス・キリスト様が大祭司カヤパに審問を受け、最後に周りのガードマン的な人に唾をかけられボコられます。
この行為はイエス・キリスト様の権威を落とすためにやった事と言われております。
こうしてイエス・キリスト様の有罪が確定してしまいます。
一方その頃、
大祭司カヤパの中庭で一悶着があります。
起こしたのはイエス・キリスト様の高弟子であるペテロさんです。
シュッツの音楽は次回に譲るとして、
今回はペテロについてちょっと詳しくご紹介いたします。
ペテロさんの本名は「シモン」です。
シモンの意味は「聞く、耳を傾ける」という意味だそうです。
日本風に言いますと耳塚さんと言ったところでしょうか。
シモンさんはある日、ガリラヤ湖で漁を終え片付けをしておりました。
そこにイエス・キリスト様が通りかかり声をかけられ弟子になりました。
シモンさんはかなり直情径行型の人らしく
何も疑う事なく道具をほっぽらかしてついていきました。
イエス・キリスト様はシモンさんの直情型の性格が大好きだったらしく
「私はこの岩の上に私の教会を建てる」とおっしゃいました。
そして、「岩」という意味の「ペテロ」という名前をあたえます。
「ペテロ」はギリシア読みで、当時のイスラエルの公用語のアラム語では「ケファ」と言います。
この人の性格が災いします。
続く。
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