皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、「ドン・キホーテ」開演ギリギリに到着したためホテルに荷物も置けず、一呼吸もつけず、
ゼーゼー言いながらバレエを鑑賞しました。
バレエ自体は非常に素晴らしく、普段はあまりバレエに関心は無いのですがこれを機にちょっとバレエも聞いてみようかと思いました。
何はともあれ無事鑑賞を終えホテルに向かいます。
この時、予約したホテルは名前は伏せますが中心地からはちょっと外れたところにあります。
シュッツガルド自体ホテル代が非常に高い街のようで、ようやく見つけたお手頃ホテルでした。
当時、若干寝不足が続いておりしかも空腹でした。
それでも足を引きずりながらもなんとかたどり着きました。
ところがです。
いざ、チェックインしようとすると恐怖の言葉が返ってきました。
「ダブルブッキングです。部屋はありません。」
「?」
初め何を言っているのかは理解できませんでした。
しかし、冷静になるとこれほどの恐怖はありません。
寝不足の体。
夜の10時過ぎ。
中心地から徒歩20分。
ホテル代の高い街。
「野宿」の一言がよぎります。
しかし、受付の方はいい人でした。
「今、別のホテルを手配します。バーで何か飲んで待っててください。飲み代はホテル持ちですから。」
ありがたい。
ついでに甘えて晩飯も食っちゃいました。
後で請求されました。
当然です。
続く。