皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、1963年にビーチボーイズを脱退したデビット・マークスは
1960年代の間、色々なバンドを組んでは解散を繰り返しました。
ただ、全く売れなかった訳ではなく、
プチヒットしては、
売れなくて、
解散して、
これの繰り返しで
なんとたった7年で5つのレコード会社と契約しては解約してを繰り返しました。
で、とうとう西海岸に見切りをつけてしまいます。
と言いますか、
自分のギターの腕をもっと磨きたいと思ったのでしょう。
1970年、21歳の時、暖かくのんびりした西海岸を見切って、寒く大都会のボストンに引っ越しをします。
そして、ボストンが誇る「バークリー音楽院」と「ニューイングランド音楽院」でジャズギターとクラシックギターを勉強しました。
この辺りがこの方の素晴らしいところです。
もし、あのままビーチボーイズに在籍していたら
きっとギターの腕は上達していなかったと思います。
ビーチボーイズは二枚目のアルバムですでに自分達のアイデアを実現するだけの楽器の腕がないことに気付き、
外部から助っ人を雇っていました。
ですから、きっとギターの腕は上達しなかったでしょう。
その後、鍛えたギターの腕を存分に活かして売れっ子スタジオギタリストとして大活躍します。
いまだに現役です。
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https://commons.wikimedia.org/wiki/File:David_Marks_2019_2_by_Glenn_Francis.jpg#/media/File:David_Marks_2019_2_by_Glenn_Francis.jpg