甘霧庵

冬と言えばビーチボーイズ NO29 1964年12月23日はビーチボーイズにとって運命の日になりました。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、1964年12月23日運命の時を迎えます。

この日、ビーチボーイズはアメリカツアーの真っ最中で、

ロサンジェルスからヒューストンに向かって飛行機に乗っておりました。

ブライアン・ウィルソンの隣には親友のアル・ジャーディンが座っていました。

ブライアンはビーチボーイズのサーフィンやナンパ男のイメージと戦っておりました。

彼はもっと内面的な歌詞を書き、

斬新な音楽を作曲し、

ただのダンス音楽を芸術の領域まで持って行きたいと思っていました。

そこに加えて常に斬新で名曲を生み続けるビートルズの存在です。

ブライアンは彼の才能に嫉妬します。

と言いますか、

ビートルズは4人とも音楽に真摯に向き合ってるのに、

ビーチボーイズは自分だけじゃん。

と思っていたのでしょう。

進歩しないバンド、

強力なライバルへの嫉妬、

自分の目指す音楽との乖離、

ストレスで爆発しそうになっていたでしょう。

それを解消するため、

12月7日、ブライアンは衝動的にマリリン・ロヴェルと結婚したました。

しかし、決して愛して結婚したわけではありません。

そして、12月23日ついにブライアンは切れてしまいます。

飛行機の中で大号泣。

これ以降、ブライアンはコンサートには参加せず、音楽作りに没頭します。

画像

1966年のブライアン・ウィルソン

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Brian_Wilson_1966.png#/media/File:Brian_Wilson_1966.png

 

 


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