皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、ボリビアで食べたうまかったものシリーズです。
今回ご紹介するのは、「アンティクーチョ」です。
「アンティクーチョ」は牛の心臓を唐辛子、ニンニク、クミン、ワインなどで作ったタレに数時間漬け込み、
それを5、6個ずつ金串や竹串に刺したものを、炭火などで焼くことで作られています。
つまりは串焼きです。
そして、その串の先端にジャガイモの大きな塊が刺して、
チョクロ(トウモロコシ)をつけ合わせて食べます。
基本的に路肩に屋台を出して、炭火で焼いており、
そのそばに小さな椅子と机を出して
そこで食べます。
これは、本当に美味しかったです。
無口で、無愛想なインデオの女性が焼いていましたが、
この焼き方がうまいのか、
素材がいいのか、
ロケーションがいいのか分かりませんが、
とにかく、1本では足りませんでした。
そこで、おかわりをお願いしたところ、
あれだけ愛想の悪かったインデオのオバはんが
にっこり笑って2本目をくれました。
この「アンティクーチョ」は炭酸水が合います。
「アンティクーチョ」はかなり味が濃く、ピリ辛ですので、
無味の炭酸水が口の中を中和してくれます。
これは、ラパス滞在中は毎晩これを食べていました。
3日を通うとインデオのおばちゃんも何も言ってないのに
「アンティクーチョ」を出してくれました。
もう、常連です。
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