甘霧庵

冬と言えばビーチボーイズ NO32  ちょっと手を抜いたほうがいいかもしれません。

皆さんんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、1965年の8月にキャピタルレコードはブライアン・ウィルソンに今年中にもう1枚アルバムを出すように言いました。

しかし、ブライアン・ウィルソン以外のメンバーはコンサートに明け暮れています。(だって、夏だもの。)

また、ブライアン・ウィルソンは次のアルバムのために色々アイデアを練っていました。

ですから、オリジナル曲を作る余裕などありませんでした。

そこで、コンサートから帰ってきたメンバーと相談をして、

大胆なアルバムを作成します。

それが「Beach Boys’ Party!」です。

このアルバムは電気楽器を使わない

いわゆるアンプラグドのはしりとも言えます。

そして、収録されている曲は新曲は一切ありません。

自分たちが一度発表した曲

つまり「セルフカバー」が2曲。

あとは全部他人の曲です。

しかも、大胆なことに当時ライバルであったビートルズの曲を演奏しています。

それが、

I Should Have Known Better

Tell Me Why

You’ve Got to Hide Your Love Away

です。

さらに、これまた当時アメリカで人気のあったボブ・ディランの曲まで演奏しています。

つまり、アルバム制作としてはかなり雑で手を抜いた感じで作ったみたいですが、

意外とヒットして6位までいきました。

続く。


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