甘霧庵

ヴュルツブルク司教館、その庭園群と広場 その12 悪意があると残酷に思えますが。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、ヴュルツブルク司教館の階段室の天井画をアフリカ部分からさらに左回りに首を回しますとアメリカ部分が出てきます。

この建物が建てられたのが18世紀半ばで、

アメリカ大陸が発見されたのが1492年とされております。

また、1776年には独立宣言もしております。

ですから、18世紀半ばのアメリカは結構ヨーロッパと変わりない文化や風俗があったはずなんですが、

どうですか、

これまたおっぱいを出した女性がいらっしゃいます。

ここで訂正です。

前回のアフリカでもおっぱいを出した女性が描かれていましたが、

この女性はその大陸の文化を象徴する女神と言われております。

ですから、王族とか貴族の奥方ではありません。

そして、この女性も当時のアメリカ文化を象徴した女神です。

といっても、

これはアメリカの土着文化を表現したかったと思われます。

当時、アメリカの動物といえば。

というお題に対して、

一般的な回答は「ワニ」だったのでしょうか。

でっかいワニの前に小さなワニを獲物として獲ったであろう人物が見えます。

ワニは貴重なタンパク源だったのでしょうか。

もし、仮にこの小さいワニが大きいワニの子供だったら。

あまり悪くはとらえないようにしましょう。

続く。

画像

Von Myriam Thyes – Eigenes Werk, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=51452371

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Von Myriam Thyes – Eigenes Werk, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=51453122


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