甘霧庵

我が故郷 五条市 その77 結局、予想していた通り言いたいこと言えませんでした。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、受験の次の日。

私たち中学2年生は普通に登校でした。

しかし、受験生である中学3年生は、公立高校の受験が終わるまで学校は原則お休みです。

ただし、質問教室は空いているらしく、

家では集中して勉強できないような人は学校に来て自習する。

そして、何か質問があれば、

職員室の先生のところに行って、

質問を聞くことができます。

当時、結構な受験生が学校に来て勉強しておりました。

そして、我々は普通に授業を受けているわけです。

そして、一日が終わり

放課後になって、

下駄箱に行ったところ、

いました。

忘れかけていたかの彼女がニコニコしてこちらを見ています。

待ち伏せされた感じです。

しかし、私にはうちに秘めた思いがあります。

とにかく静かな時を取り戻さなければなりません。

しかし、当然と言えば当然なんですが、

先手を取られました。

彼女の一言。

「さぁ、行こうか。」

どういうこと?

あの喫茶店です。

あの喫茶店に連れて行かれます。

反論します。

できませんでした。

全くできませんでした。

何もできずに連れて行かれました。

その間、彼女は昨日の受験のことを例のマシンガントークを乱射し始めました。

もう、どうしていいのかわかりませんが、

ついて行きましょう。

続く。


Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA