皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、受験の次の日。
私たち中学2年生は普通に登校でした。
しかし、受験生である中学3年生は、公立高校の受験が終わるまで学校は原則お休みです。
ただし、質問教室は空いているらしく、
家では集中して勉強できないような人は学校に来て自習する。
そして、何か質問があれば、
職員室の先生のところに行って、
質問を聞くことができます。
当時、結構な受験生が学校に来て勉強しておりました。
そして、我々は普通に授業を受けているわけです。
そして、一日が終わり
放課後になって、
下駄箱に行ったところ、
いました。
忘れかけていたかの彼女がニコニコしてこちらを見ています。
待ち伏せされた感じです。
しかし、私にはうちに秘めた思いがあります。
とにかく静かな時を取り戻さなければなりません。
しかし、当然と言えば当然なんですが、
先手を取られました。
彼女の一言。
「さぁ、行こうか。」
どういうこと?
あの喫茶店です。
あの喫茶店に連れて行かれます。
反論します。
できませんでした。
全くできませんでした。
何もできずに連れて行かれました。
その間、彼女は昨日の受験のことを例のマシンガントークを乱射し始めました。
もう、どうしていいのかわかりませんが、
ついて行きましょう。
続く。