甘霧庵

ハインリヒ・シュッツ その49 「マタイ受難曲」8曲目「十字架」その11

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、前回、旧約聖書に登場している「エリヤ」について触れましたので、

今回、ちょっと詳しくご紹介いたします。

なんか、シュッツとは関係ないかもしれませんが、

そこは、ご愛嬌。

エリヤです。

人なのかどうかもよくわかりません。

出生のことは詳しくわかりません。

ただ、旧約聖書の記述が正しいと仮定すると、

イスラエルの王様が「アハブ」という方の時代に活躍しました。

アハブ王の在位期間が紀元前869年 – 紀元前850年ですので、

この頃30歳くらいと仮定すると、

生まれたのは紀元前900年頃でしょう。

このアハブ王は聖書的には色々よろしくない王様です。

まず、お妃様がよくない。

イザベラというお妃様で、

イスラエルの宮殿にバアル信仰を持ち込みました。

当時のイスラエルはキリストの神様が作った国だったのに、

そこに訳のわからん宗教と神様を持ち込んだ訳です。

アハブ王はこのイザベラにベタ惚れでしたので、

バアル信仰を国レベルにまで推奨してしまいます。

そして、その反射的にキリストの神様の神官的な人たちを弾圧します。

これに怒ったのが、キリストの神様です。

そして、派遣したのがエリヤさんです。

だから、本当に人間なのかどうかも分かりません。

続く。

画像

By Washington Allston – _QHY5MD3BaCeHA at Google Cultural Institute maximum zoom level, Public Domain, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=22141467


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