皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、ボリビアには海がありません。
かつてはありましたが、戦争に負けて海に接している領土を奪われました。
だからと言って魚料理が貧弱ではありません。
ボリビアにはでっかい湖があります。
ですから、魚料理はもっぱら淡水魚です。
その中でもよく流通しているのが、
「ペヘレイ」という淡水魚です。
この魚、すごい名前がついております。
元々は「Pez del Rey(ペス・デル・レイ)」という名前で、スペイン語で「王の魚」という意味です。
wikiによりますと
「半透明の白身で味や食感はサヨリやキスに近い。
日本では刺身、天ぷら、ムニエル等で食べられるが、
流通量は多くない。
相模川などでは釣り愛好家が時折釣り上げている。」
らしいですが、
ボリビアでは魚料理といえば「ペヘレイ」というぐらい「ペヘレイ」をよく食します。
というより、
あまり、魚介は食べません。
やはり、海のない国は食文化にも影響しますね。
ペルーやチリでとれた海の幸は関税をかけられて、
より貧しいボリビアに輸入されます。
一部のブルジョワでしたら食せても
一般人には高級品です。
毎朝、ホテルの朝食バイキングで鯖や鮭を食べている日本とは大違いですね。
続く。
画像
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