甘霧庵

東京探訪 旧〇〇シリーズ 第38弾 古い建物が東京のど真ん中にあるもんです。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、東京大学の赤門と都営地下鉄春日駅の間の地域には

レトロな建物が残っております。

その中でも群を抜いてレトロなのが、

東京都文京区本郷4-32辺りです。

マップです。

このマップにあります樋口一葉菊坂旧居跡がそれです。

今はここは賃貸マンション「一葉ハウス」になっております。

つまり、かつて樋口一葉が住んでいた家をリノベーションをして

マンションとして使っております。

ただ、外観はとってもレトロです。

なぜなら当時のままだからです。

こんな風景が東京にあるなんて驚きです。

そして、そこにはおそらく現役を退いた井戸があります。

この井戸は「一葉の井戸」との名前がついております。

樋口一葉さんが使っていた井戸だからということでしょう。

ところで、樋口一葉さんがここに住んでいた頃は

彼女にとってどん底の時代だったそうです。

樋口先生がここにお住みになったのは1890年(明治23年)9月です。

父親と兄上様の死が続き一家の大黒柱を失いました。 

樋口先生も色々アルバイトをしますが、

今で言うセクハラ的なものを受けたりして長続きしません。

そして、家賃の安い借家へ移ろうと本郷菊坂に引っ越したようです。

続く。

 


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