甘霧庵

我が故郷 五条市 その82 ど緊張の彼女は一言も喋りませんでした。優越感。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、私立高校の受験発表は午後2時からでした。

今と違って合格発表は高校に行って確認します。

その日、彼女は学校はお休みですが、

中2の私は授業がしっかりあります。

ただし、午前授業でした。

合格発表を確認した受験生が学校に来て今後の進路について先生と相談するためでした。

しかしこれが良くない。

午前授業といっても3時間授業ですので、

終わるのは11時頃です。

授業が終わり、

下駄箱に向かうと

そこにはど緊張の彼女の姿が、

一緒に合格発表を見に行きたいとのこと。

困ったもんです。

しかし、それも慣れました。

とにかく私は一旦家に帰って

それから合格発表を見に行くことにしました。

で、ここで思いもよらない事が起こりました。

彼女が私の家についてくる。

私はありったけのプレゼン力で断りましたが、

いつの間にかうちに着いておりました。

しかし、奇跡的に家には全員留守で誰もおらず

大胆になった私は応接間に彼女を通し、

お茶を出して待ってもらいました。

私の家から高校まではバスで約1時間

時刻表には12時半発がありますので、

それまでの1時間ほど私の家で彼女と過ごしました。

と言っても彼女は緊張で何も喋りませんでした。

さぁ、時間です。

続く。


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