甘霧庵

東京探訪 旧〇〇シリーズ 第39弾  樋口一葉さん終焉の地であり奇跡の地です。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、樋口一葉さんは前回ご紹介した本郷菊坂(現文京区本郷4丁目辺り)で極貧生活をしておりました。

そのころは針仕事や下駄を作る内職をしながら、

足りない時は借金もしていたいたそうです。

その頃から小説を書き始めたそうですが、

なかなかうまくいかず、

たまに採用されても原稿料は借金の返済に充てられたそうです。

そして生活苦打開のため1893年(明治26年)7月、

下谷龍泉寺町(現在の台東区竜泉)でほうきやおけなどの新物と駄菓子を売る雑貨店を開きます。

翌年1月には近所に同業者が開業したため、商売が苦しくなります。

1894年(明治27年)5月には店を引き払い、

本郷区丸山福山町(現在の文京区西片一丁目)に転居します。

そしてここでお亡くなりになります。

マップをご覧ください。

現在はこの場所はスーパーマーケットになっておりますが、

この場所にはちゃんと看板が あります。

そして碑もあります。

この時、

樋口一葉さんは22歳です。

まだまだ若くて才気溢れる若者です。

そして、この頃から本格的に小説家として歩み始めます。

一葉研究家の和田芳恵先生によりますと、「奇跡の14ヶ月」だそうです。

つまりこの時期に傑作を次々生み出されます。

続く。


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