甘霧庵

冬と言えばビーチボーイズ NO36 気の毒なブライアン・ウィルソン。完全に凹みます。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、ブライアン・ウィルソン渾身の作品「ペット・サウンズ」は1966年5月16日に発売されました。

しかし、今でこそ名盤として人気がありますが、

発売当時はあまりウケが良くなかったそうです。

それもそのはず、

発売当時はそれまでのビーチ・ボーイズにあったサーフィンや改造車、ナンパといった内容から

哲学的で複雑な内容や内省的な内容などになったため、

アメリカではあまり受け入れられなかったそうです。

最高でもヒットチャート10位だったそうです。

これに焦ったレコード会社は慌ててベストアルバム

「Best of the Beach Boys」を7月5日に緊急発売します。

これが大ヒットしてしまいます。

この現状にブライアン・ウィルソンは完全に凹みます。

そりゃそうです。

何ヶ月もスタジオにこもって

あれやこれやと試行錯誤して作った渾身のレコードがウケなくて、

ちょちょいと片手で作ったようなベスト盤があっさりプラチナを取ってしまうなんて

弱冠23歳のブライアン・ウィルソンには簡単には受け入れなかったのでしょう。

完全に打ちのめされます。

でも、凹んだ理由はそれだけではなかったと思います。

続く。


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