甘霧庵

ハインリヒ・シュッツ その55 「マタイ受難曲」8曲目「十字架」その17

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、いよいよエリヤの攻撃です。

早速、聖書の該当箇所をご紹介します。

『また、たきぎを並べ、

牛を切り裂いてたきぎの上に載せて言った、

「四つのかめに水を満たし、それをたきぎの上に注げ」。

また言った、

「それを二度せよ」。

二度それをすると、また言った、

「三度それをせよ」。

三度それをした。

水は祭壇の周囲に流れた。

またみぞにも水を満たした。
 夕の供え物をささげる時になって、

預言者エリヤは近寄って言った、

「アブラハム、イサク、ヤコブの神、主よ、イスラエルでは、あなたが神であること、

わたしがあなたのしもべであって、あなたの言葉に従ってこのすべての事を行ったことを、今日知らせてください。

 主よ、わたしに答えてください、わたしに答えてください。

主よ、この民にあなたが神であること、またあなたが彼らの心を翻されたのであることを知らせてください」。

そのとき主の火が下って、たきぎと、石と、ちりとを焼きつくし、またみぞの水をなめつくした。』

いかがでしょう。

強気ですね。

時間にしておそらく1分ほど。

これは聖書の神様の物語ですので、

(実際あったのかもしれませんが)

とにかく勝負ありです。

次回、もう少しいじってみたいです。

画像

By Gustave Doré – Doré's English Bible, Public Domain, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=10724087


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