皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、『論語』の教えの中の一つ「過ぎたるは猶(なお)及ばざるが如し」というのがあります。
意味は「何事もやり過ぎることは、やり足りないことと同じくらい良くない」です。
私はこの有名な論語をしっかり理解していなかったようです。
ボリビアのラパスの街中でニセ警官に出会った。
ラパスにはニセ警官がウヨウヨいることも
そいつらが結構根性なしなのも事前の調査で知っておりました。
ですから、ちょっとばかり調子に乗ってからかってしまいました。
そして、やり過ぎました。
とうとう奴らをキレさせてしまいました。
メタボの方がかなりドスの効いた声で逃げようとする私を呼び止めました。
私は粋でいなせな感じで立ち去ろうとしていたので、
ちょっとカッコ悪いですね。
ただ、
それで終わりません。
その威圧的な声と
怒気に満ち満ち表情と
何かを手に入れないと後戻りできない態度で
私は完全に威圧されて
形勢は逆転してしまいました。
こうなるともう逃げられません。
せめて命だけでも、
できれば五体満足に返していただきたい。
叶うならケガ一つ無く帰りたい。
最上に祈念するのは、
一銭も失うことなく解放されたい。
さぁ、
覚悟を決めましょう。
続く。