甘霧庵

東京探訪 旧〇〇シリーズ 第44弾 怖いイメージだけではありません。粋でいなせなあにいです。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、都営地下鉄新宿線の菊川駅近くに鬼平犯科帳で有名な長谷川 宣以(はせがわ のぶため)さんの旧居跡があります。

看板は2箇所あります。

前回、ご紹介したのが駅から少し歩いたところにある看板で、

現在は歯医者さんになっております。

そして、今回の写真は

菊川駅のA3出口のすぐそばにあります。

現住所的には

墨田区菊川3丁目16番地2号です。

長谷川 宣以さんは1746年に赤坂でお生まれになりました。

1764年に父上様である長谷川 宣雄(はせがわ のぶお)さんの屋敷替えによってこちらに引越されました。

そして、1795年にこの地で亡くなりました。

長谷川 宣以さんは鬼平犯科帳で悪党を一網打尽にとっ捕まえるイメージがありますが、

世界初の更生プログラム・職業訓練専用施設の創設者としての一面もあります。

この施設は加役方人足寄場(かやくかたにんそくよせば)呼ばれ

現在の佃島2丁目付近にあったそうです。

比較的刑の軽い者を収用して、そこで手に職をつけさせて

収容期間の満了後、

江戸での商売を希望する者には土地や店舗を、

農民になる者には田畑、

大工になる者にはその道具を支給するなどしたそうです。

なかなか粋でいなせです。

 

 


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