甘霧庵

風に吹かれてアンデスへ #112 悪は滅び、正義は栄える。体験しました。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、ボリビアのラパスで出会ったメタボニセ警官とひょろひょろ相棒。

メタボは麻薬警官の体で私のバックを奪い、

荷物一つ一つ取り出して匂いを嗅いでいました。

もちろんメタボの目的は財布を取り出しそれを開けて匂いを嗅ぎ、

そこから金を盗む算段です。

まずは、単行本を取り出し匂いを嗅ぎ、

バックに戻します。

次に、小銭入れを取り出します。

それも同様にします。

おそらくいくばくかのお金を巻き上げられる。

私は負けを覚悟しました。

しかし、やはり悪が栄えることはありません。

メタボは最大のミスを犯してしまいました。

それはは無知です。

やつは知らなかったのです。

遠く東の果ての島国には強烈な薬があることを。

メタボが取り出したのは

具体的な商品名を書きませんが、

あのラッパのマークの胃腸薬です。

あの黒い丸薬です。

あの独特の匂いのアレです。

私はもしもの時のために50錠入りの便を鞄に入れていました。

愚かなメタボニセ警官はそれを取り出してしまいました。

無知なメタボはその蓋を取り、

無駄にデカい鼻を瓶に突っ込み

思いっ切り吸い込みました。

あの悪臭を。

その瞬間、

メタボは断末魔の咆哮を上げてぶっ倒れました。

続く

 

 


Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA