皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、ボリビアのラパスで出会ったメタボニセ警官とひょろひょろ相棒。
メタボは麻薬警官の体で私のバックを奪い、
荷物一つ一つ取り出して匂いを嗅いでいました。
もちろんメタボの目的は財布を取り出しそれを開けて匂いを嗅ぎ、
そこから金を盗む算段です。
まずは、単行本を取り出し匂いを嗅ぎ、
バックに戻します。
次に、小銭入れを取り出します。
それも同様にします。
おそらくいくばくかのお金を巻き上げられる。
私は負けを覚悟しました。
しかし、やはり悪が栄えることはありません。
メタボは最大のミスを犯してしまいました。
それはは無知です。
やつは知らなかったのです。
遠く東の果ての島国には強烈な薬があることを。
メタボが取り出したのは
具体的な商品名を書きませんが、
あのラッパのマークの胃腸薬です。
あの黒い丸薬です。
あの独特の匂いのアレです。
私はもしもの時のために50錠入りの便を鞄に入れていました。
愚かなメタボニセ警官はそれを取り出してしまいました。
無知なメタボはその蓋を取り、
無駄にデカい鼻を瓶に突っ込み
思いっ切り吸い込みました。
あの悪臭を。
その瞬間、
メタボは断末魔の咆哮を上げてぶっ倒れました。
続く