甘霧庵

我が故郷 五条市 その86 がっかりさせたくはありません。逆転ホームランです。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、いよいよ受験結果の発表です。

当の本人は極度の緊張で掲示板を見ることができないみたいでした。

彼女は私に震える手で受験票を渡し、

私にみに行くように言いました。

彼女の気持ちを慮って渡し一人で見に行きます。

受験番号は「1234(仮)」。

掲示板を見てみましょう。

1230

1232

1233

1236

1238

ない。

残念ながら彼女の受験番号はありませんでした。

かわいそうですが、現実を告げなければなりません。

しかし、私の見間違い出会ってはいけません。

もう一度確認します。

1230

1232

1233

1236

1238

やっぱりない。

しょうがありません。

私は大きくため息をつき

覚悟を決めて彼女に告げに行きます。

そして、一歩足を出して時に

視界の隅に「特進生」の文字が、

特進生は普通生よりも点数の良い生徒だけが入学

まさかとは思いましたが、

一応見てみます。

1190

1220

1234

1250

!!!!!

あった!!!!

え?

特進生?

そんなバカな。

あのポンコツの彼女が特進生?

もちろん彼女も一生懸命勉強していましたが、

まさか、特進生になるとは。

しかし、見間違えということもあるので、

もう一度確認します。

やっぱりありました。

良い報告ができます。

続く。

 


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