甘霧庵

聖書のお話 vol7 聖書の神様は何をお作りになったのでしょう。ギリシア神話と比較します。

皆算こんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、聖書の神様はこの世を創造するときに一番最初に光をお造りになりました。

皆さんは光といえば何を想像しますでしょうか?

おそらく、あまり負の感じには考えにくくないでしょうか。

つまり、良い感じの想像がわかないでしょうか。

例えば、「希望の光」とか「かすかな光」とか

なんとなく絶望の中に見える希望を光に例えることが多くないでしょうか。

仮に、光=希望としますと。

聖書の神様はこの世を作るときにまず初めに希望を作ったとも考えられます。

話は急にギリシア神話に

ギリシア神話に「パンドラの箱」があります。

あらすじは

ゼウスは、人類に災いをもたらすために「女性」というものを作るように命令しました。

この女性がパンドラです。

神々は彼女に決して開けてはいけないと言い含めて箱を持たせた。

ある日パンドラは好奇心に負けて箱を開いてしまう

すると、そこから様々な災い(疫病、悲嘆、欠乏、犯罪などなど)が飛び出した。

しかし、「希望」のみは縁の下に残って出て行かず、

パンドーラーはその甕を閉めてしまった。

こうして世界には災厄が満ち人々は苦しむことになった。

ギリシアの神様と聖書の神様とではずいぶん違うもんですね。

画像

ジョン・ウィリアム・ウォーターハウスPandora – Art Renewal Center

パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=32169619による


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