甘霧庵

東京探訪 旧〇〇シリーズ 第49弾 勝海舟生誕地跡 幼少の頃のエピソードはここではありません。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、幕末のビックネーム勝海舟の幼少の頃のエピソードといえば「野良犬強襲事件」があります。

これは、9歳の勝海舟さんが本の稽古の帰り(今風に言いますと学習塾帰り)に野良犬に襲われました。

しかも、悪いことに噛まれたところが良くなかった。

なんと、陰嚢を噛みちぎられたようです。

そして睾丸が露出したみたいです。

陰嚢はお分かりですよね。

つまり、睾丸袋です。

それを噛みちぎられたと言いいますから、

激痛どころの話ではないですよね。

9歳だった勝海舟さんは大絶叫の悲鳴をあげたことでしょう。

当然、近所の兄さんが必死におぶってご自宅までダッシュしました。

自宅に到着すると父親の勝小吉はすぐに医者を呼び縫ってもらったみたいですが、

当時の野良犬ですから訳のわからない病原菌を持っていたことでしょうし、

噛みちぎられた場所が場所ですから、

医者はあまり期待しないように父親に伝えます。

しかし、勝海舟さんはこの危機を乗り越えます。

70日後には元気になったそうです。

それ以来、勝海舟さんは極度の犬嫌いになったそうです。

ちなみに、この事件があった頃のお宅はお生まれになったところよりもう少し東の今の錦糸町駅の近所にあります。

では地図です。

まずは生誕地。

そして事件のあった頃のお自宅です。

画像

published by 東洋文化協會 (The Eastern Culture Association) – (1) The Japanese book "幕末・明治・大正 回顧八十年史" (Memories for 80 years, Bakumatsu, Meiji, Taisho). (2) Newton.com.tw [1], パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=327938による

 


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