甘霧庵

我が故郷 五条市 その88 緊張の糸が切れた彼女はしばらくバグり、そして大号泣。そうりゃそうよ。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、合格発表にて、彼女にプチドッキリを仕掛けています。

彼女は普通科の方だけを見て、不合格と思い込んでしまいました。

しかし彼女は奇跡的に特進科に合格しておりました。

彼女は特進科の掲示板を確認することなく帰ろうとしました。

私は必死に引き留め彼女に掲示板を見せました。

しかし、彼女の思い込みは合格していることを気づかせていませんでした。

そこでよく見ろアピールをしたところ

ようやく彼女は自分が特進科に合格していることに気付きました。

その瞬間、

彼女は絶叫し、

しばらく全ての機能が停止してしまいました。

まるで、モナリサみたいに。

バグっている彼女を見つけた友人たちは

「あんた、すごいね。特進科に合格してるやん。」

と言いながら肩を叩いたり、

ハグをしたりしていました。

それでも、彼女はびくともしません。

その姿を私の稚拙な文章で表せられないのが悔しくてたまりませんが、

とにかく、その場で私はたまっていたものが爆発したように大爆笑してしまいました。

その爆笑でようやく我に帰った彼女は聞き取れないくらいの小さな声で、

「受かった。」

そこから大号泣です。

そして膝から崩れ落ちました。

彼女の方が大爆発です。

続く。


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