甘霧庵

ジャン=バティスト・リュリ その4 高貴な家系は複雑で現代の常識は通じません。そんなもんでしょう。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、ブルボン家の支流ブルボン=モンパンシエ家の最後の末裔であるマリー・ド・ブルボン=モンパンシエさん。

支流と言ってもブルボン家です。

私は西洋史には疎いのですが、

そんな疎い私ですら知っております。

そのブルボン家のマリーさんはオルレアン公ガストンと1626年にフランスのナントで結婚しました。

マリーさんは20歳の時でした。

そして翌年の5月29日に女児が誕生します。

ただ、この出産があまりよろしくなく母親のマリー・ド・ブルボン=モンパンシエさんはお亡くなりになります。

21歳です。

それがアンヌ・マリー・ルイーズさんです。

やっと追いつきました。

つまりアンヌ・マリー・ルイーズさんとロジェ・ド・ロレーヌさんとはどのようなご関係かはお分かりでしょうか?

ロジェの母親の前の旦那の孫がアンヌ・マリー・ルイーズさんということなります。

リュリとロジェ・ド・ロレーヌさんと出会った時、

リュリは14歳

ロジェ・ド・ロレーヌさんは23歳

そして、アンヌ・マリー・ルイーズさんは19歳

皆さん若くしてご結婚、ご出産をされているので一世代違うのに4歳しか違いません。

こんなことは当たり前にあったのでしょう。

続く。

画像

Portrait of Anne Marie Louise d’Orléans

Attributed to Gilbert de Sève – photo.rmn.fr Réunion des musées nationaux, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=57067による

 

 

 


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