甘霧庵

風に吹かれてアンデスへ #121 飲めば美味。シガメば上級。ここで止めましょう。これ以上は。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、ボリビアのユンガス地方にある小さな村コロイコ。

首都ラパスよりも標高が2000mほど低いので、

ラパスに比べて穏やかで過ごしやすい気候です。

そして、このコロイコの名産品といえば、

コカの葉です。

お湯に入れてコカ茶すればミントティーみたいな爽やかな香りと味がします。

私も少しハマってしまいました。

そして、この葉っぱを口に入れそのままガムのようにシガムと

かなりキツめのミントガムみたいな感じになります。

ただ、私には少しきつすぎたのであまりシガミがしませんでした。

しかし、地元の方々は口の中を真緑にして嬉しそうにシガンでおりました。

そして、過去の葉を摘み、

ある機械で精製するとできるのが、

コカ◯ンです。

あの例の麻薬です。

ただし、コ◯インは結構最近まで麻酔薬として使われていたみたです。

元々、1855年にドイツの研究家であるフリードリヒ・ゲードケ(Friedrich Gaedcke)さんがコカの葉からヤバイ成分を抽出し、

その弟子であるアルベルト・ニーマン(Albert Friedrich Emil Niemann)さんがより良い抽出方法を発見し、

さらに孫弟子であるヴィルヘルム・クレメンス・ロッセン( Wilhelm Clemens Lossen)さんが分子式を確立したようです。

続く。

画像

パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=1633351


Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA