甘霧庵

古都京都の文化遺産 二条城 その11 いよいよ現二条城の登場です。かなりのお金を使って工事したのでしょう。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、前置きが長すぎましたが、

ようやく現二条城のご紹介です。

まず、工事が始まったのが1601年5月のことです。

現在では大規模な公共工事とか大きなビルを建設するために一番困難なのが、

おそらく立ち退き交渉でしょう。

しかし、この当時は立ち退きなんてなものは簡単にできたのでしょう。

とにかく京都御所の目の前に工事を始めました。

今となっては天守閣はないのですが、

当時はしっかりと天守閣もありました。

ただ、1から天守閣を作るのは時間も労力もかかると判断されたのでしょう。

奈良県郡山にあった郡山城の天守閣を持ってきます。

と言ってもどうやって持ってきたのでしょう。

分解して少しずつ運んだのでしょう。

基本的に木造建築ですので分解は意外とできたのかもしれません。

そんなこんなで、1603年着工から2年ほどで二条城は完成します。

ただし、天守閣だけは1606年に完成しました。

やはり天守閣みたいな高い建物は時間がかかるのでしょう。

しかし、2年で完成とは早いですね。

あの六本木ヒルズですら3年かかったわけですから

これは相当な人員を使って工事をしたでしょうし、

おそらく大工さんのギャラも良かったのかもしれません。

画像

Zairon – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=78292306による


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