皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、奇跡の私立高校合格を成し遂げた彼女は
公立高校のレベルを上げてのチャレンジとなりました。
心意気はいいのですが、
どう考えても無謀です。
しかし、彼女の母親はもちろん
彼女の進路担当の先生すら諦めさせることはできなかったようです。
そして、彼女の10日間の勉強合宿が始まりました。
彼女は毎朝5時に起きて7時まで理科と社会の過去問を一発入れます。
その後、学校の自習室にこもり午前中は基本的に理科と社会の勉強に充てておりました。
私立高校の受験は国語・英語・数学の3科目ですが、
公立高校は理科と社会が加わります。
理科と社会はh私立高校の受験では全く勉強していなかったので、
午前中の一番頭の働いている時間帯に詰め込む作戦です。
そして、わずかなお昼休みを取ると午後は英語と国語を勉強します。
特に英語が苦手なようだったので、
英語に重心を置いて勉強していました。
そして、私の下校時間に合わせて一緒に彼女の母上様がやっている喫茶店に移動します。
そして、そこで夕方6時くらいまで数学の勉強です。
この時期に私は一気に数学の実力がつきました。
なんといっても毎日2時間ほど彼女と一緒に数学を
それも公立高校の過去問を解いているわけですから。
今、思うとありがたい話です。