甘霧庵

冬と言えばビーチボーイズ NO44 アルバム「Friends」 多少意味深なタイトルです。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、ビーチボーイズのメンバーは1967年の暮れから1968年の年明けにかけて瞑想の先生であるマハリシ・マヘシ・ヨギ先生の講演会を聞きと瞑想の体験をします。

この体験で一番感動したのが、

ビーチボーイズの2大柱であるマイク・ラブさんです。

ビーチボーイズのデビュー当時は底抜けに明るいマイク・ラブさんがバンドのリーダー的存在でしたが、

アルバム「ペット・サウンズ」以降

芸術的な音楽を作り出した時点で、

存在感が薄くなってきました。

そんな彼は瞑想に救いを求めたのかもしれません。

1968年2月から2ヶ月かけて新しいアルバムの作成に取り掛かっている中、

マイク・ラブだけがマハリシさんのセミナーに参加するため、

わざわざインドまで出かけてしまいます。

ですから作成中のアルバムにはマイク・ラブは限定的にしか参加しておりません。

そんなこんなで、

ようやくできたアルバムが「Friends」です。

このアルバムは私的にはいい出来じゃないとは思います。

ただ、発売当時の売れ行きは酷いもんで、

ビルボードのランクで126位です。

ビーチボーイズとしては屈辱の成績です。

レコード会社もだんだん堪忍袋が爆発寸前です。

続く。

画像

The Beach Boys in July 1967. From left: Carl Wilson, Al Jardine, Brian Wilson, Mike Love, and Dennis Wilson.

By Capitol Records – ebayback, Public Domain, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=65517077

 

 


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