甘霧庵

風に吹かれてアンデスへ #124 いよいよ保安検査の順が回ってきました。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、コロイコに向かう道路で保安検査を受けることになりました。

コロイコはコカ◯ンの原料となるコカの葉の産地ですので、

保安検査があるのも致し方ないです。

ただ、保安検査場はこれといった緊張感はなく、

どちらかと言えば和気藹々といって感じでした。

そして、私の番が回ってきました。

検査官は金属探知機で私の体を隅々まで検査し、

ポケットの中をあらため、

最後に手で身体中をチェックされました。

いっておきますが、服の上からです。

ちなみに股間もチェックされました。

ちょっと屈辱です。

その後、カバンの中もチェックされます。

大きいカバンを開けて、

色々見られたり質問されたり。

そして、警察犬が臭いを嗅いでいました。

この警察犬が結構な大きい犬で怖い顔をしていました。

そして、最後に小さなカバンのチェックです。

小さなカバンを開けて、

同じく色々なものを出しては確認して、

質問され、

警察犬が臭いを嗅ぎます。

そして、事件が起こりました。

検査官は私の正露丸の瓶を手にとり、

蓋を取り、これは何だと質問されました。

私がお腹の薬だと辿々しいスペイン語で返すと、

検査官は蓋の空いた瓶を凛々しい大型犬に嗅がせました。

続く。


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