皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、聖書の神様の5日目の仕事は魚類と鳥類の創造でした。
ここで、植物が創造されたときの記述と比較してみます。
まずは植物。
創世記第1章第11節
『神はまた言われた、「地は青草と、種をもつ草と、種類にしたがって種のある実を結ぶ果樹とを地の上にはえさせよ」。そのようになった。』
では、魚類・鳥類
創世記第1章第22節
『神はこれらを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、海の水に満ちよ、また鳥は地にふえよ」。』
違いは2点
植物は単に「言われた」
一方、魚類・鳥類は「祝福して言われた」
つまり、植物は祝福されていませんが、魚類・鳥類は祝福されました。
これは植物を蔑んでいるわけではありません。
植物は特に何もしなくてもちゃんと育ちます。
繁栄力も動物に比べたら比較にならないくらい強いです。
よくコンクリートを貫いて生えてくる雑草があります。
あの力強さが植物にはあります。
しかし、動物はそういうわけにはいきません。
一部の微生物を除いて一定の環境が整っていないと繁栄しません。
その一定の環境が「祝福」です。
続く。