甘霧庵

我が故郷 五条市 その100 世界一さわやかじゃない朝が来ました。ラジオ体操で歌ってたかな?。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、母親の負債の肩代わりすることになりました。

母親はそんなにお酒を飲む方ではないと思っていましたが、

多くの人にチヤホヤされるのが好きだったみたいです。

だから、私の知らないところで彼女の母親のスナックに足繁く通っていた訳です。

ま、私にとってはどうでもいいことなのですが、

そのツケをチャラにする代わりに学校をズル休みして、

彼女の受験につき合わせるのはやりすぎるのではないのでしょうか?

あの頃はあまり真剣に考えておりませんでしたが、

35年経った今、

冷静になって考えてみるとかなり異常な事態では無かったかと

異常な事態どころか、

絶対に間違っていたと。

しかし、当時の私に異議を述べることはできませんでした。

かなり疑問を感じながらもその夜は布団に入りました。

当然、眠れはしません。

私が緊張する必要はないのですが、

目は爛々として、

明日の受験のことを考えておりました。

もう一度、

受験は私の受験ではありません。

急に付き合うことになった彼女の受験です。

ただ、

彼女はその夜どう過ごしていたのかと思うと本当に眠れなくなりました。

その夜、人生で初めて完徹してしまいました。

人生一さわやかじゃない朝です。


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