甘霧庵

古都京都の文化遺産 二条城 その24 二条城の中でも特に重要な建造物です。美しいですよ。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、現在の二条城で最重要な部分は二の丸御殿です。

二の丸御殿は 6棟の建造物でできており、その全てが 昭和27年3月29日、文化財保護法に基づく国宝に指定されております。

その6棟とは

遠侍及び車寄

式台

大広間

蘇鉄之間

黒書院(小広間)

白書院(御座の間)

の建造物です。

以下は全体の平面図です。

徳川家康が二条城の造営に着手したのは慶長6年(1601年)ですが、

現存する二の丸御殿の建物群はその25年後の寛永期に大改修されたものです。

後水尾天皇の二条城行幸に備えて、

寛永元年(1624年)から御殿の大改修が始まり、

同3年(1626年)に完成したものです。

二の丸御殿の御殿構成詳細については、

正面に遠侍及び車寄があり、

以下、式台、大広間、蘇鉄の間、黒書院、白書院の各建物が南東から北西へ雁行形に配置されております。

各建物は入側や渡廊下で連結されています。

これらの建物の各室の床(とこ)、床脇(棚)、帳台構、襖、障子腰、長押上壁などには狩野探幽ら狩野派の絵師による障壁画が描かれています。

御殿の建物はおおむね寛永期の状態ですが改変された部分もあるそうです。

見事ですよね。

美しいですよね。

画像

CCP2017 – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=62071147による

Ninijyo – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=116613297による

 

 

 

 

 

 

 


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