甘霧庵

ジャン=バティスト・リュリ その17 ちょっと寄り道してモリエールを深掘りします。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、フランスの作曲家リュリに最も影響を与えたと言っていいのがモリエールという人物です。

モリエールは芸名で本名はジャン=バティスト・ポクラン(Jean-Baptiste Poquelin)と言います。

モリエールは俳優兼劇作家で大成功した人物です。

つまり、劇団の主役と脚本と演出を一手に引き受けていた天才です。

モリエールは1622年1月15日に現在のパリのサントノーレ通りに面した家で、

富裕な商人である父ジャン・ポクラン(Jean Poquelin)と母マリー・クラッセ(Marie Cressé)の間に長男として生まれました。

父親27歳、母親20歳の時の子供です。

ポクラン家は先祖代々商業を営んでおり、

モリエールの祖父の代からは室内装飾業者を営んでいたそうです。

母マリー・クラッセもパリの裕福な商家の出身で、

一通りの読み書きの心得もあったので、

無学文盲の多い当時の庶民階級の女性としては、

かなり高度な教養を身につけていたそうです

1631年頃、ジェズイット派の運営するコレージュ・ド・クレルモンへ入学したようです。

1631年頃と書いたのは色々な文献が残っていてどれが正解かわかっていないからです。

続く

画像

https://www.parismuseescollections.paris.fr/fr/musee-carnavalet/oeuvres/moliere-1622-1673-dans-le-role-de-cesar-de-la-mort-de-pompee, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=631410による

 

 

 

 


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