甘霧庵

古都京都の文化遺産 二条城 その26 とかくマウントを取りたがります。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、二条城に入ると当時と同じように建物の中に入っていきます。

まず車寄(くるまよせ)と言われる玄関から入ります。

その時見逃せないのが屋根下の彫刻です。

これです。

これは必見ですね。

京都の社寺は禅宗のお寺が多く、よく言えば「侘び寂び」悪く言うと「地味」です。

しかし、二条城は徳川家がプロデュースしておりますので派手です。

ま、悪く言いますと「悪趣味」かもしれませんが。

そして、次に入るのが「遠侍(とおざむらい)」です。

ここは来訪者の控え室に当たります。

Wikipediaによりますと

「遠侍の外観は平面で正方形に近く、

間取りは東西・南北とも3列構成で、

北東に位置する勅使の間(上段・下段に分かれる)から逆時計回りに、

一の間、二の間、三の間、柳の間(四の間とも)、若松の間、帳台の間があり、

これらに囲まれた中央部には芙蓉の間と物置がある。

勅使の間は上段が21畳、下段が35畳。

上段には二間半幅の押板形式の床(とこ)と棚、帳台構を備えるが、付書院はない。

このような大規模な御殿の主室に付書院を設けないのは異例である。」

ですって。

次の図を見ていただくと一発でわかります。

そしてここにも来客に対してマウントを取る仕掛けがあります。

続く

画像

CCP2017 – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=62071147による

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