甘霧庵

冬と言えばビーチボーイズ NO55 苦しい時に一筋の光が・・・。ありがたいことです。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、1967年の暮れから1968年にかけてはビーチボーイズにとっては苦しい時期だったように思えます。

まず、オリジナルアルバム「ワイルド・ハニー」「フレンズ」2枚が作品としてはいいのですが、

それまでのビーチボーイズのアルバムの売り上げに比べれば酷いもので、

特に「フレンズ」はトップ100にもランクできませんでした。

さらに、マハリシ先生とのジョイントコンサートツアーの大失敗。

こちらは内容もなかなか受け入れられないかもしれませんが、

あもトップアーティストのビーチボーイズがツアーの最初期でキャンセルするなんて信じられなかったでしょう。

さらに、それまで好調だったベスト盤ももう一つパッとせず、

さらにカラオケアルバムを発売するという暴挙に出て

こちらもあえなく撃沈。

こんな苦しい時代でしたが、

救いはありました。

例えば先述しました「ワイルド・ハニー」アメリカでは売り上げチャート最高24位ですが、イギリスでは7位です。

「フレンズ」に至ってはアメリカでは126位に対し、イギリスではなんと13位まで登り詰めました。

つまり、本国アメリカでの人気には陰り始めましたが、

イギリスをはじめとするヨーロッパでは人気が衰えていなかったということです。

 


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