甘霧庵

古都京都の文化遺産 二条城 その30 二条城の主人のプライベートの応接間に入ってみましょう。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、二条城の大広間の奥には「黒書院(くろしょいん)」と呼ばれる場所があります。

黒書院という呼び方は後世のもので建設当初は「小書院」と呼ばれておりました。

大広間が公式的・儀礼的な表向きの対面の場であったのに対し、

黒書院は内向きの対面の場であり、将軍の御座所でもありました。

広さは大広間が784平方メートル(約430畳)なのに対して、

黒書院は569平方メートル(約312畳)と一回り小さいですね。

そして、この場所は我々が歴史の教科書でよく見た例の場所です。

上の画像がそうです。

画像の奥の方が徳川慶喜様です。

一段上がっていますね。

この場所が一の間と呼ばれるところです。

ここがなんと24畳半もあるそうです。

そしてこの画像の襖にご注目ください。

見事な襖絵ですね。

いかにも権力者の権力を誇示しているような煌びやかで豪奢な感じがいたします。

描いたのは狩野 尚信(かのう なおのぶ)というかたで、

 

例の狩野派の画家です。

この方の兄上様が有名な狩野探幽さんです。

狩野尚信

狩野探幽さんも二条城の襖絵や障壁画を描いておりますので、

二条城の内装は狩野兄弟が総合プロデューサーだったと言えます。

趣味がいいかどうかは。

画像

邨田丹陵, Tanryō Murata – 明治神宮聖徳記念絵画館, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=5875808による

狩野尚信 – http://www.konpira.or.jp/museum/houmotsu/houmotsu_2009.html, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=10484885による

 

 


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