甘霧庵

我が故郷 五条市 その114 婦人服売り場も地獄ですが、宝石店も地獄です。

皆さんこんにちは。

甘霧庵でございます。

さて、百貨店無限地獄に飲み込まれた私は彼女の母親に連れられ3階に向かいました。

この時点で右手には化粧品や香水の入った紙袋を3個

左手には洋服の入った紙袋を3個。

結構限界の状態ではあります。

しかし、彼女の母親はそんなこと知ったことではありません。

さらなる加重計画を進めていきます。

3階は2階同様婦人服売り場です。

なぜ、婦人服売り場が続くのかは理解できませんが、

現実は婦人服売り場です。

ただ、彼女の母親は数ある婦人服売り場をすっ飛ばしある売り場に直行しました。

そこは、

宝石売り場です。

この宝石店はそこいらの婦人服売り場とは一線を画しており、

重厚なガラスドアに頼りなさそうな警備員がおりました。

店内に入ると外界の明るさを打ち消すように薄暗く、

流れている音楽も甘美なジャズ的なものが流れておりました。

何か別世界に来たような感じです。

彼女の母親は店員に導かれるようにガラスケースの前の席に鎮座し、

あれこれ店員に注文をしておりました。

店員は優雅ではあるが機敏に注文の品をガラスケースから取り出し、

それを小さなクッションの上に並べました。

その間、私は彼女の母親の隣に座らされ、

本来なら興味のない宝石の美しさに圧倒されておりました。

続く。


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