皆さんこんにちは。
甘霧庵でございます。
さて、「赤穂事件」を基に作られた物語が「忠臣蔵」です。
ですから「忠臣蔵」には実際に存在しない人物が多々登場します。
今回紹介するのも架空中の架空の人物「村上喜剣」さんです。
架空の人物ですので生年月日などはございません。
鹿児島出身の武骨な一本気のいかにも武士
という設定です。
大石さんが京都の伏見で潜伏しているとき
討ち入りの素振りを見せないため京都の歓楽街で派手に遊んでおりました。
そこに村上さんが登場します。
村「お前、主君が殺されたのに、何故かたきをとらないのだ。」
大「かたきなど野暮野暮」
村「この腰抜け!!これでも食ってろ」
と言って足の裏にできていたタコを大石さんに投げつけます。
大「手を出して足を頂くタコさかな」と洒落を聞かせます。
あきれた村上さんはあきれてその場を去っていきます。
その後、村上さんは東北を中心に旅をして江戸にもどってきました。
そして泉岳寺近くの団子屋で茶をすすっていた時
大石一行が見事仇討ちを成し遂げ
見事に切腹したことを聞き
大いに恥じて泉岳寺にある大石さんの墓前で切腹しました。
この話は完全な創作なのですが
泉岳寺には「刃道喜剣信士」と刻まれた墓標があり、
これがこの創作を生んだといわれております。
続く
画像
泉岳寺の「刃道喜剣信士」という戒名が彫られた供養塔。
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